1.経済性
電気を必要としません。
酸素濃縮器を24時間使用した場合、機種によって異なりますがおよそ1000円~5,000円の電気代の負担がかかります。
2.静粛性
騒音はほとんど発生しません。
酸素濃縮器に内臓されているコンプレッサーは、液体酸素容器にはありませんので、騒音は発生しません。
夜間・睡眠時などに騒音が気になるという患者さんに有効です。
3.酸素濃度
1)液体酸素により供給される酸素は、極めて純粋な酸素です。
通常気体である酸素が、-183℃の液体で保存されているので、不純物が入らず、極めて100%に近い酸素を患者さんにお届けできます。
※院内で供給されている酸素と同じです。
2)酸素供給圧力が高いです。
つまり 圧力の高い液体酸素からはチューブの延長が可能。
患者さんの鼻元での吸入感が液体酸素の方が強い。
多くの患者さんが液体酸素の方が、「酸素がおいしい」といわれます。
4.携帯酸素の持続時間
電気を必要としません。
液体酸素の携帯用酸素は液量1リットルの使用で約14時間の使用が可能です。
5.メンテナンス
液体酸素の機器にはメンテナンスがほとんどいりません。
液体酸素には患者さんご自身によるこれらのメンテナンスは必要ありません。